●外断熱工法の利点

欧米で断熱方式といえば今は外断熱工法が主流と成ってきています。これは構
造体をすっぽりと包み込む「外断熱工法」は、構造体が外気の温度に左右されにくいため、家の骨格である構造体を住まう人と同じように外的環境の湿度、温度差から守る事が家の寿命を延ばす為に重要な要素であり、高気密・高断熱の性能が高いほど家の寿命を延ばすからです。
特に日本のような高温多湿の環境では、欧米の住宅性能を上回る高気密・高断熱が要求され、
従来の断熱方法と比べて部材の伸び縮みが少なく、結露や熱欠損を生じにくいことからも、耐久年数の大幅な向上が可能であるとされています。

 

●今までの内断熱方式では家が腐る
日本の厳しい高温多湿気候の中では、内断熱で家を建てると (日本の気候は北米やヨーロッパでは比べようもないほど高温多湿です。)
1.断熱部分の不連続個所が多いいため施工のばらつきがある(施工不良)
2.躯体を断熱材で覆うことが出来ない
3.断熱材が入らない個所がある(柱回りの断熱が出来にくい。また、断熱材にグラスウール・ウレタン断熱時壁内に結露が生じてしまう
以上のことから壁内に温度の低いところが出来、水蒸気が冷やされて、壁内に結露が生じ、その壁内からカビの菌等が室内に入ってきてしまいます。この菌は喘息等の原因になったり住まう人の健康を害したりする可能性が高いのです。また、壁内で結露が生じると、柱などの家にとって骨格になる部分が腐り、家の寿命も短くなります。

●日本の風土に合った外断熱

 日本の厳しい高温多湿気候の中では、住宅すべてを守る断熱が必要外断熱の利点
1.断熱材が家すべてを覆い尽くすので断熱のばらつきがない(完全断熱施工)

2.躯体を断熱材で覆うことが出来るので躯体を結露から守り耐久性を維持

3.壁内結露がないので細菌等の発生がなく安全・快適・健康である
また、バイオホームでは、断熱材の理想的材料として高性能フェノール断熱材を使用、耐久性・断熱性能においてもグラスウール・ウレタンよりも安心できます

外断熱工法に用いられている断熱材は主にプラスチック系断熱材であり、右の表の3種類の断熱材が現在主流です。これらの断熱材はその特性をよく知っていただき、きちんと理解をしていただいた上で家造りの工法を検討していただきたいと思います。バイオホームでは高性能フェノール断熱材を採用しています。高性能フェノール断熱材断熱性能に優れ、しかも物質的に最も安定しています。そのため長期にわたってその性能が保たれるという点を重視し、採用をしております。もちろん、コストや施工性なども考慮し総合的にバランスのよい部材を選択しています。各断熱材の特徴を簡単に説明しますと次のようになります。
【フェノール系断熱材】
断熱性は3つの中で最も優れているため、同じ断熱性能を得るために厚みを抑えることができる。熱にも強く炭化するため防火性に優れているといえる。経年劣化についてもポリスチレンと同等以上に優れている。ただし、材質がもろいため施工中に取り扱いの注意が必要である。部材としても最も高価であるため施工費がかかる。
【ポリスチレン】
初期の断熱性能はウレタンに劣るが、経年劣化しにくいため3ヶ月〜6ヶ月でウレタンの断熱性能を上回ることが確認されている。また吸水性が低く、非常に安定した物性のため長期の使用に耐える。コストもフェノール系に比べて安価である。
【ウレタン】
ウレタンを使用する場合に最も注意する点は燃えたときに青酸ガスが発生することです。これは人体の生命にかかわる部分だからです。また断熱性能も経年劣化が3つ中では最も多く、将来にわたって建築当初の性能が保てない。3つの中では使用を控えるべき材料といえる。